【ポケポケ】ネタデッキ紹介|ウツボットを最も強く使えるデッキ(自称)【ポケカポケット】
Pokémon Trading Card Game Pocket のネタデッキを紹介します。
デッキ名『鬱激昂』
ウツボットの唯一無二の特性を活かして勝ちたくて何とか形にしたデッキ。
ウツボットの鬱(ウツ)、ゲッコウガの激昂(ゲッコウ)を合わせて『鬱激昂』。
プレイ動画
デッキの回し方
できればニャースで殴ってドローしつつ、裏でウツボットやゲッコウガを育てます。2進化が2ライン入っているので進化での手札消費が意外に激しく、手札が細くなりがちなためです。ただ、たねポケモンは3種6枚入っており、ニャースが引けないことも普通にあるので、引けたらラッキーくらいで考えます。
ウツボットとゲッコウガは合計3体育てたいです。どちらを2体立てるかは対戦デッキによって最適がありそうな気がしますが、そこまでこのデッキを理解しきれていないので分かりません。
後は臨機応変に戦っていくしかありません。相手の場の状況に応じて、たねのポケモンexを削った方が良いのか、進化前のたねポケモンを狩ってポイントを取っていった方が良いのか変わります。プレイ動画が終盤の詰め方の参考になると思います。
ウツボットがマイナーすぎるため、育成するつもりが無いのにラプラスexやミュウツーexなどの逃げエネが重いポケモンを安易に置いてくるプレイヤーが結構います。それらをバトル場に引っ張って逃げエネ要求していくのはとても有効なプレイです。でも45勝エンブレム持っている人は安易なたね置きしないなという印象
ウツボットもゲッコウガも最速で立てばやりたい放題出来るので、2T目辺りで進化パーツが全て引き込めている試合の爽快感がエグイw
ウツボットの特徴
ウツボットの持つ特性「かおりのわな」は、ウツボットがバトル場にいるなら相手のベンチのたねポケモンを自分が選び、バトル場に出す効果です。ナツメやピジョットと異なり、自分で選ぶことができます。
紙のポケカだと、相手のベンチを自分が選んでバトル場と入れ替える「ボスの指令」が汎用カードとしてありますが、ポケポケにおけるボス枠の「ナツメ」は相手自身がバトル場に出すポケモンを選べてしまいます。
その点、ウツボットはポケポケの現カードプールで唯一、自分で相手のポケモンを選べます。たねポケモンしか選べないものの、かなり魅力的です。紙のポケカで言うところの混乱しない「ルチアのアピール」。あれ、弱くね?
魅力はあるものの多くの問題点を抱えているのがウツボットです。強かったらもっと使われている
- たねポケモンしか対象に出来ない
- 自身がバトル場にいる必要がある
- 技のダメージが60と低すぎる
- 技に草エネが必要なので草デッキ以外で採用しにくい
バトル場にいる必要があるのに自身は大した火力を出せず、たねポケモン限定なので進化ポケモンが多いデッキには刺さらない。しかも草エネが必要なので草デッキ以外で採用しにくく、構築が制限されるというおまけ付き。似た性能のピジョットと比較すると、ピジョットはベンチでも発動でき、技は無色エネだけで撃てるので幅広い構築が考えられ、色拘束がない2エネなのにダメージが70と10多いという優遇っぷり。
とにかく60ダメージしか出ないのが欠陥過ぎます。たねのポケモンexで2パン出来るのはピカチュウexしかいません。きずぐすり使われたら終わりです。ついでに、非エクのたねポケモンでもHP70のものがいたりもします。
デッキ相性
基本的には早いデッキ全般は不利気味です。ただし、使っている感覚としては、相手によって明確に有利不利があるというよりも、自分のデッキが回るかが勝敗に大きく効いてくるので、基本運ゲーです。こちらが回ればちゃんとベンチフル展開しているピカチュウexや、2T目に90点飛ばすのに成功しているスターミーexにも勝てました。
このデッキに落ち着くまでの道のり
プロトタイプ期
色々なポケモンと組み合わせました。まずはアーボック。任意のたねポケモンを掴んで逃がさない構築なら強いんじゃないかと思い組みました。結果はお察しです。火力が出なくて、コンボが成功しても「だから何?」。ウツボットをバトル場から逃がしてアーボックにつなげないといけないので逃げエネがかさみ、そのうちエネが足りなくなります。
次に組み合わせたのはピジョット。進化ポケモンが多い相手にはピジョットで追い払えばいいのではないかと考えました。結果はお察しです。2進化2ラインで遅いくせに火力が出ないので、立ったからって「だから何?」。
でも、ミュウツーex相手にアーボック2回でHP10まで削った(きずぐすり1回)ところをウツボットで呼んでニャースの猫に小判10点で倒せたのは気分爽快でした。これがあったので何とかデッキとして形にしたいと思って頑張ったのが↓
ほぼ完成形
もはやどれだけ迷走したか覚えていませんが、最終的にゲッコウガと組み合わせるところで落ち着きました。
ウツボットの欠点であったバトル場にいなければいけない上に火力が低い点をゲッコウガの特性で補えます。60点→80点になるだけでたねのポケモンexで最大のHPを持つミュウツーexも2パン圏内に入り、見違えるほどパワーが上がりました。また、低火力故にせっかく削った進化ポケモンに逃げられて手出しできなくなることが良くありましたが、逃げられてもゲッコウガで削りきれるため非常に相性が良かったです。
さらに、逃げエネが重いたねポケモンをバトル場で縛り、裏を手裏剣で削るというプレイングも出来るようになり、本当にポケポケかと疑うほどに今のポケポケのゲーム性とはかけ離れたプレイが可能です。
多色エネ構成になっているのでエネ事故が気になる所ですが、ウツボットもゲッコウガもどちらも色エネ1+無色1で60ダメージとほぼ同じ技性能をしているため、エネの色が偏ったら偏った方で殴ればいいと割り切ることができ、意外に使用感が良かったです。
最終系
先ほどのリストだと、進化主体のデッキであったりウツボットをワンパンしてくるデッキに対しての勝率が悪かったです。進化主体は特性が刺さらないので言わずもがな。ウツボットをワンパンしてくるデッキについては、ニャースが倒されて空いた枠にマダツボミを置き、2体目のウツボットを育てようとしても、前のウツボットをワンパンされると次のウツボットの用意が間に合わず、ウツボットで裏を呼べれば勝てたのに~ということが何度かありました。
どちらについてもナツメがあったら勝っていた状況だったので、枠を工面してナツメを入れました。
ニャース1にするかスピーダー1にするかは諸説。ただ、マダツボミやケロマツの数を減らしたくない都合で、ニャーススタート率を上げるためにニャース2にする方が手堅いと思っています。
以上、ポケポケのクソデッキ紹介でした。