【ポケポケ】バトル場を縛ってベンチをレントラーで消し飛ばす―アカルゲントラー【時空の激闘】

ポケポケ,ポケモン

Pokémon Trading Card Game Pocket のミカルゲアカギの盤面コントロールコンボに、バトル場のロックを継続できる高火力アタッカーレントラーを組み合わせた陰湿デッキの紹介です。時空の激闘環境です。

アカルゲントラー

ミカルゲで相手全体にダメージを与えておいて、相手の殴れないポケモンをアカギでバトル場に呼び出すコンボを搭載したデッキです。

せっかくバトル場を縛っても、それを倒してしまったら縛りが解けてしまうので、強力なベンチ狙撃であるレントラーを組み合わせました。

アカギで逃げエネを要求したり、レントラーでエネが付いたポケモンを倒したりと、相手が嫌がることをやるのがカードゲームを体現したデッキになっています。

2進化アタッカーのデッキなので避けようのない事故があり得るのが玉に瑕ですが、回ればTier1にも普通に勝てるパワーがあります。

動画

ミカルゲ+アカギ+レントラーの黄金シナジー

アカギはダメージを受けたポケモンしか選べません。そこで、相手全体にダメージを与えられるミカルゲと相性が良いです。

アカギで逃げられないポケモンをバトル場に縛っても、それを倒してしまっては縛りが解除されてしまいます。ベンチを攻撃できるレントラーはアカギの縛りをより強固にしてくれます。

レントラーの120打点は非エク2進化やたねのポケモンexを倒すには微妙にダメージが足りていません。140か150は欲しいです。ミカルゲで事前に2,3回攻撃することでレントラーでワンパンできるようになり、デンジの要求枚数が減ります。ポケモンexが入ったデッキに対してはデンジ1枚引けば勝てます。

このように、ミカルゲ、アカギ、レントラー、どの組み合わせを取ってもシナジーがある美しい組み合わせとなっています。

回し方

やることはミカルゲで殴りながら裏でレントラーを立てるだけなので、基本のプレイングは簡単です。アカギの使い方やマントの貼り方、レントラーで誰を倒すかの細かいプレイングによって差が出ます。

スタートポケモン

ミカルゲ優先、手札が細くなりそうであればニャース。

序盤

ミカルゲかニャースで殴りながら、裏でコリンクを育てます。基本的にはHP120以下のポケモンが3ポイント分作れるまで殴ります。

このデッキには逃げ札が入っていません。コリンクスタートした場合は、逃げエネを貼って逃げましょう。ここで切った逃げエネは追々デンジで加速できます。

場合によってはアカギでの妨害を挟みましょう。パルキアex以外には倒すためにアカギを使うことは無いので2枚とも妨害に使って良いです。

終盤

ミカルゲでHP120以下まで削ったポケモンをレントラーで刈り取ってGG。

ミカルゲで仕事を終えてレントラーに交代した後にミカルゲで再び殴ることはまず無いです。よって、ミカルゲの逃げるに1エネ切っても何の問題もありません。それに、その逃げエネはデンジで加速できるのでむしろトラッシュに落ちていた方が都合が良いまであります。終盤に逃げ札を使うことが無く、序盤もコリンクスタートした時の1T目にしか使わないので、逃げ札は一切入れていません。

マントの貼り先

130,140打点を出してくるデッキを相手にする場合、レントラーに貼る分は必ず手札に残しておきます

130,140打点は主に、ギャラドスex(140)、ゴウカザルex(140)、マーシャドー+サカキ(弱点込み130)、マーシャドー+ルカリオ(弱点込み140)です。攻撃2回の場合サワムラー+ジバコイル(30+110=140)なんかもあります。

そうでない場合、ミカルゲやニャースが1回多く耐えるならバトル場のミカルゲやニャースに貼ります

採用理由

◆コリンク(A2)/ ルクシオ(A2)/ レントラー(A2) 各2枚

メインアタッカーでキーカード。

コリンクの技「かくれる」でワンチャン作れることもあるので頭の片隅に入れておきましょう。

ルクシオの2エネ40点は、その後のレントラーの120点と合わせて多くのポケモンをマント込みで倒せる火力になります。その他に、マナフィを弱点込みワンパン、エアームド@マントを弱点込み2パンできます。レントラーはエネをトラッシュしてしまうので、エネ温存しながら倒すルートも取れることを頭に入れておくと立ち回りの幅が広がります。

レントラーのHP130が意外に頼もしい。逃げエネ0なのも嬉しい。

◆ミカルゲ(A2) 2枚

キーカードその2。

レントラー圏内に入れたりアカギのターゲットを増やす役割があります。

HP80は中打点アグロデッキに簡単に取られるので、そういう相手にはマントを持たせて1T稼ぎましょう。

ミカルゲ2体使って3回殴れれば、ほとんどの場合HP120以下を2体作れるのでそこまで要求は高くないです。

◆ニャース(A1) 1枚

レントラーが3,4T目には立って欲しいデッキであり、デンジも欲しいとハンド要求が高いデッキなのでドローを増強しています。

10ダメージ与えられるので、ニャースでもHP120以下に押し込む働きができます。

◆ポケモン通信(A2) 1枚

レントラーに乗れないと話にならないデッキなので進化ポケモンに触れるカードを採用。

ピン刺しなのは2枚あっても使わないため。最初は2枚入れていましたが、コストにするためのポケモンが少なく使いづらかったのと、そもそも手札が細くなりがちなデッキだったので、ポケ通1枚にしてニャースを入れました。

◆大きなマント(A2) 2枚

確定数ずらしの恩恵が大きいデッキなので2積み。

ミカルゲが3回殴るための確定数稼ぎにレントラーが2回殴るための確定数ずらし。

◆アカギ(A2) 2枚

キーカードその3。デッキコンセプトのため2積み。

パルキアex相手の場合、アカギで倒したいパルキアexをバトル場に出すプレイングがあることを覚えておきましょう。ベンチ狙撃は基本的に弱点を計算しませんが、バトル場であれば計算するので、レントラーで140ダメージ出せます。パルキアex@マントでHP170からミカルゲで3回殴ってHP140なので、HP140パルキアexは頻出です。

1枚でもいいかもしれない。

◆デンジ(A2) 2枚

レントラーの専用サポート。

毎試合1枚は引いておきたいので2積み。

デンジで逃げエネを有効活用できるので逃げ札は入れていません。

◆モンスターボール(PROMO-A)/ 博士の研究(PROMO-A) 各2枚

汎用ドロー。これを抜くのはあり得ないwww

入れ替え候補

◆アカギ → ポケモン通信(A2)

デッキコンセプトのために2枚積んでいたアカギですが、冷静に考えると1枚で良いかもしれない。。。

負け試合のほとんどがレントラーに乗れずに負けていたので、ポケ通を増やして安定に寄せるのもアリです。

◆アカギ → スピーダー(PROMO-A)

逃げ札が無いデッキを見るとじんましんが出る方はこちら。

ただし、コリンクでスタートした時にミカルゲに入れ替わりたい時にしか使いません。ほぼほぼ1T目にしか使い道が無いカードを1枚だけ入れて意味があるかと言われると、まあ無いでしょう。


以上、ミカルゲ+アカギ+レントラーの紹介でした。高火力ベンチ狙撃は楽しいしバトル場まで縛れたらもっと楽しい、悪い笑顔になれるデッキなので、一度使ってみてください!