短時間で一気に盛り上がる!『アニマニア/ANIMANIA』ボードゲーム紹介・ルール説明

ボードゲーム

ボードゲーム会をする時に筆者が必ず持っていくボードゲーム『アニマニア』の紹介です。ルールが簡単ですぐ覚えられるにもかかわらず、読み合いが熱すぎるのが魅力のゲームです!慣れてくると1プレイ5分ほどで終わるので、何度も繰り返しやりたくなります。ボードゲーム初心者でも5~10分あれば基本の動きが把握できるくらいルールが簡単です。初心者とボードゲームする時や、ボードゲーム経験者同士でも最初に場を暖める時、重いボードゲームの後の箸休めにオススメです!

基本情報

説明書記載のカタログスペックは以下です。

プレイ人数3~5人
プレイ時間5~15分
対象年齢8歳~
メーカー玩聚設計有限公司 Play With Us Design

※ 台湾のメーカーかと思われますが、日本語の説明書がちゃんと付いています

実際にやってみた感じは以下なので参考にしてください。

おすすめプレイ人数4人脱落して待ってる人が出ない人数
プレイ時間1ゲームあたり 30秒~15分
トータルで20分~
終わる時は一瞬で終わるw
何度も繰り返し遊びたくなるので20分以上で見積もると良い
対象年齢小学生~足し算引き算ができればOK

パッケージはこんな感じです。

ちなみに、パッケージはペンギンとキツネの2種類あります。これはペンギンの方。内容物はどちらも同じです。ゲームマーケットで試遊させてもらった時にペンギンがクソ強かったのでペンギンの方を選びましたw

そして、内容物はこんな感じです。

動物カード

動物カード13枚(右下の2枚、アルパカとハシビロコウはゲームマーケットで買った際に特典で貰いました。)

行動カード

行動カード45枚(写真は1人9枚の組で、これが5人分あります)

その他、HPマーク15個と、勝利数を数えておくクラウンマーク15個が入っています。

※ パッケージの柄が違うだけで中身は同じです

何をするゲーム?

プレイヤーはそれぞれ動物を選んで他の動物と戦い、自身の選んだ動物を動物園の王者にしてあげます。つまり、相手を攻撃して最終的に自分が最も体力が残っていれば勝ちです。

しかしながら、他の動物を殺してはいけません。殺さずに勝利してこそ真の強者だからです(殺しは普通に犯罪です)。

POINT

「相手を攻撃して体力高い人の勝ち、ただし殺してはいけない」という説明を最初にするだけで参加者が結構興味を持ってインスト聞いてくれます!

プレイヤーはカードを使って攻撃をしたり身を守ります。カードの種類には「攻撃」・「回復」・「防御」の3種類があります。これらのカードを各プレイヤーは同時に使います。同時に使うので、自分の攻撃だけなら殺していないのに、他のプレイヤーと一緒に攻撃して殺してしまうことがあります。そのため、他の人がどんなカードを出してくるのか考えながら自分の出すカードを考える必要があります。

各プレイヤーはそれぞれ内容が同じデッキを持ちます。内容は次の通りです。

攻撃カード6枚右隣に3ダメージ
左隣に3ダメージ
右隣に2ダメージ
左隣に2ダメージ
両隣に1ダメージ
自分以外全員に1ダメージ
回復カード2枚回復:2
回復:1
防御カード1枚防御
合計9枚

ところで、あるプレイヤーを他のプレイヤーと同時に攻撃して殺してしまった場合、誰が責任を取るのでしょうか?それは、殺したとき最もダメージが低かったプレイヤーです。そのため、他のプレイヤーの体力を削る時やどうやっても誰かを殺すカードを出さなければならない状況では、なるべく大きなダメージを当たるカードを使った方が良いです。ですが、他プレイヤーも同じ考えで大ダメージを狙ってきて同じダメージを与えてしまった場合は、両者ともしょっぴかれるので注意(割とよく起こりますw)。

体力が多い人が勝ち、でも殺してはいけない、だがどうせ殺すなら大ダメージの方が良い、という矛盾に矛盾を重ねたルールこそが読み合いの面白さを生み出しています。

POINT

ここでもう一度、「相手を攻撃して体力高い人の勝ち、ただし殺してはいけない」という説明をしたうえで、「でも殺すならいっそ大ダメージの方が良い」と付け加えるとプレイヤーの興味を惹きつけられます!

さらに、プレイヤーが選ぶ動物にはそれぞれ特殊な能力があります。例えば、「ライオンは与えるダメージが+1」、「トカゲは1回死んでも生き返る」などです。この能力を活かして戦いましょう!なお、動物の能力無しで遊ぶのもアリなので、初回プレイは能力無しで遊んで基本の動きを覚えると良いです。

ゲームの準備

  1. 動物カードを各プレイヤーに1枚ずつ配る
    (動物カードを使わない場合はスキップ)
  2. 行動カード9枚(同じ色のカード1組)を各プレイヤーに配る
  3. 各プレイヤーは行動カードをシャッフルして3枚引く
  4. HP6になるようにHPマークを置く

ゲームの進め方

最大で5ラウンド行います。

1ラウンドごとに以下を順番に行います。(全て全プレイヤーが同時に行います)

  1. デッキから1枚引く
  2. 手札を1枚出す
    (手札を裏向きで出して、「せーの」で表にすると良いです)
  3. HPを計算する
  4. 使ったカードを捨て札にする

HPの計算は同時に行います。HPの上限は6です。

例えば、HP3の状態で回復1を使い攻撃3を受けた場合、3+1-3でHP1で生き残ります。「攻撃3から先に計算してHP0」にはなりません。

HP6の状態で回復2を使い攻撃2を受けた場合、6+2-2でHP6となります。「回復2から先に計算してHP上限6だから6となり、その後攻撃を受けてHP4」にはなりません。

「防御」のカードを出していた場合は、受けるダメージが0になります。

なお、攻撃カードの向きを変えることはできません。例えば、「攻撃:左隣の人に3ダメージ」を上下逆さにして右に向けて使うことはできません。

HP計算の結果、HP0以下になったプレイヤーは脱落します。そして、HP0になったプレイヤーにそのラウンドでダメージを与えたプレイヤーも脱落します。もしも、HP0になったプレイヤーにダメージを与えたプレイヤーが複数いた場合は、その中で最も小さいダメージを与えたプレイヤーのみが脱落します。最も小さいダメージを与えたプレイヤーが複数いた場合は、複数プレイヤー全員脱落します。

なお、HP0にしたプレイヤーの脱落判定は、HP0になったプレイヤーごとに行います。

例えば、AさんとBさんが同時に死に、AさんはCさんから2ダメージとDさんから1ダメージ受けていて、BさんはCさんから2ダメージ受けていたとします。Aさんを殺した罪はダメージの低いDさんにあるので、CさんはAさんを殺した罪からは免れますが、Bさんを殺した罪がCさんにあるのは消えません。

ちなみに、他のプレイヤーの捨て札は見て良いです。全員デッキが同じ内容で、同じカードが複数枚入っていないため、捨て札を見て行動を予想するのは重要です!

ゲームの終了条件

以下のいずれかの条件が満たされたとき、ゲーム終了です。

  • 5ラウンドが終わる
  • 残っているプレイヤーが2人以下になる

ゲームの勝敗

残っているプレイヤーの中でHPが最も多く残っているプレイヤーの勝利です。HPが最も多いプレイヤーが複数いる場合は、その複数プレイヤー全員が勝利します。また、残りプレイヤーが0人の場合は勝利者無しです。

動物カード

ゲームの基本の流れは以上ですが、ここに動物ごとの特殊能力が加わります。

※ 一部説明書でもあいまいな部分があり、筆者の個別解釈が含まれています

動物能力
ライオン自分の「攻撃3」以外の攻撃カードのダメージ+1
サイ受ける攻撃ダメージ-1(ただし、最低でも1ダメージ)

合計ダメージからではなく、
攻撃された攻撃カード1枚ごとに-1されます。
例えば、「攻撃3」と「攻撃2」と「攻撃1」で攻撃されたら、
それぞれ2,1,1ダメージで合計4ダメージ。
ブタ「回復」カードの回復量+1
ハリネズミ攻撃されてダメージを受けた時、攻撃してきた相手に1ダメージ

防御カードを使ってダメージを受けなかった場合は発動しません。

この能力で与えたダメージは攻撃ではないので、
このダメージで他の動物を死亡させても脱落しません。
ペンギンラウンドごとに、
受けるダメージの合計が2か5ならダメージを受けない

回復を除いたダメージ合計です。
例えば、5ダメージと2回復の場合は
5ダメージは無効化され2回復だけします。

ハリネズミの能力でのダメージは除きます。
ウシ他プレイヤーと同時にプレイヤーを殺害しても脱落しない
サルラウンドごとに、
自分以外のプレイヤー2人の出したカードを交換できる

能力を使わないことも選べます。

フクロウが能力でカードを2枚出している時に
フクロウと他のプレイヤーのカードを入れ替える場合は、
フクロウの出したカードのうち1枚を選んで入れ替えます。
フクロウラウンドごとに、
カード2枚を同時に出してそのうちの1枚を選んで使える

能力を使わないことも選べます。

全員がカードを公開したのを見て、
どちらのカードを使うか選べます。
使わなかった方のカードは捨て札になります。
そのため、能力を使いすぎると手札が減って不利になります。

能力を使って出したカード2枚のうち
片方をサルが入れ替えた場合でも、
全員がカードを公開した後に
どちらのカードを使うか見て決められます。
トカゲ殺されたとき1回だけHP2で復活する

復活した場合でも、HP0にしてきた相手は脱落します。
コウモリ「攻撃2」「攻撃3」でダメージを与えた時、HP1回復

防御で無効にされた場合や
ペンギンの能力が発動した場合は回復しません。
ゾウ「攻撃2」「攻撃3」を使うと、攻撃した相手の「防御」無効

防御を無効にされた相手は、
自分の攻撃だけでなく他のプレイヤーの攻撃も受けます。
ハイエナラウンドごとに、
自分が「回復1」を使った時、他のプレイヤーの「回復1」無効
自分が「回復2」を使った時、他のプレイヤーの「回復」無効


要するに、自分以下の回復量のカードを無効にします。

ブタの回復量+1は関係ありません。
キツネ自分の「防御」「回復2」の効果を「ダメージ移転」に変える
ダメージ移転:攻撃が自分を通過してその先のプレイヤーに当たる
例)右隣のプレイヤーから攻撃3を撃たれた場合、

  自分を通り越して左隣のプレイヤーに当たる

「攻撃:自分以外に1ダメージ」だけは避けられません。

「防御」「回復2」の元の効果は使えません。

「防御」の効果では無くなっているので、
ゾウに無効化されません。

サルに交換された場合、
自分の元に「防御」「回復2」が来た場合は
「ダメージ移転」になります。
逆に、相手の元に「防御」「回復2」が行った場合は
元々の効果が発動します。

自分を通過した攻撃で死亡した場合、攻撃した人が脱落します
(キツネが攻撃したことにはならない)。
アルパカ「攻撃2」「攻撃3」を使うと、
攻撃された相手がそのラウンドに受けるダメージ+1

能力が発動すると、
攻撃されたカードごとにダメージ+1されます(サイの逆)。
1枚のカードから受けるダメージは最大で3ダメージです。
※ ゲームマーケットの特典で貰いました。通常は入っていません。
ハシビロコウラウンド終了時に、自分以外にHP1のプレイヤーがいるなら、
「自分のHP1回復」

「自分の捨て札から行動カードを1枚、自分の手札に戻す」
のどちらかを行う

HP1のプレイヤーが複数いても1回だけ発動します。

自分が脱落した後はHP1のプレイヤーがいても発動しません。
※ ゲームマーケットの特典で貰いました。通常は入っていません。

おもしろシーン

面白かったシーンをいくつか紹介。

1ラウンド目にいきなりハリネズミに6ダメージ飛んでゲーム終了www

ハリネズミ死亡、ブタとフクロウは同ダメージ与えたため同率犯人で脱落、サルが勝ちました。

実はこの時、サルの能力でブタとフクロウのカードを入れ替えています。

サルが入れ替えていなければ勝っていたのはハリネズミだったw

これまた1ラウンド目。

「トカゲの復活嫌だから早めに体力削っておこう」という浅はかな考えを持つプレイヤーが2人いたせいでトカゲが死にました。

が、トカゲは能力で復活。とどめを刺したプレイヤー2人だけが脱落しましたw


こんな感じで1ラウンド目にいきなりゲーム終了することもあれば、5ラウンド目までもつれ込んで読み合いになることもあり、笑いとガチの読み合いが良い塩梅のゲームです。単純なルールで覚えやすく、全員が同じデッキを持っているということもあり、何を出すか悩んでいる人にあーだこーだあること無いこと言って笑い合えるので、エンジンをかけるのに適しています。

以上、『アニマニア』の紹介でした!