【ポケポケ】クソデッキ紹介|62.5%で行動不能にできるフリーザーとスリーパーを使ったストレスフルクソデッキ【ポケカポケット】

2024年11月19日ポケポケ,ポケモン

Pokémon Trading Card Game Pocket のクソデッキを紹介します。

デッキ名『ドリーマー』

フリーザーのマヒとスリーパーの眠りを併用して62.5%で相手を行動不能にします。

マタドガスの「ド」、フリーザーの「リー」、マタドガスの「マ」、スリーパーの「ー」をつなげて『ドリーマー』。

プレイ動画

デッキの回し方

序盤はマタドガス+キョウで耐久します。その間に裏でフリーザーにエネを貼ったり、スリーパーを立てたりします。理想はフリーザーで殴るまでに相手にポイントを取られないことです。

このデッキはベンチ枠がカツカツなので、安易にたねポケモンを出さないようにします。フリーザー2体目を置く枠が無いと1体目の育成が終わった後の毎ターンの手張り(ポケポケでは手から貼ってませんが)分が無駄になってしまいます。マタドガス、フリーザー2体、スリーパーという盤面にたどり着くようにベンチに出すポケモンは考えて置きます。最終的にキョウでマタドガスは場から消えるので、キョウを握れているならマタドガス、ニャース、フリーザー、スリーパーみたいな盤面になっていても、フリーザー2体目を置けるので大丈夫です。

環境上位の全てのデッキがベンチ枠気にするようなデッキじゃないのに、これは気にしないといけないところがクソデッキポイント高め

フリーザーに3エネ貼れたらマヒさせて倒していきます。コイントスに集中しましょう。フリーザーで行動不能にできる確率50%、スリーパーで行動不能にできる確率25%なので、少なくとも一方が成功する確率は62.5%です。

デッキ相性

こんなクソデッキで相性なんて考えるだけ無駄だろ…

キュウコンデッキやカイリューデッキ等の非エクデッキは厳しいと思って良いです。フリーザー2体で勝ち切らなければならないデッキなので、フリーザー2体で相手を2体倒してゲームが終わらない非エク主体のデッキは厳しいです。

ピカチュウex、スターミーex等のアグロデッキも厳しめですが、マタドガスが1発耐えるので都合よくマタドガスとキョウを引けていれば何とかなります。

それ以外のデッキであれば十分勝ちが狙えます。結局コイン運なのでデッキ相性はあまり関係ないです。

特殊状態の仕様詳細

特殊状態の仕様は見た限り紙のポケカと同じようです。なので、紙のポケカをやっている方は読み飛ばして問題ありません。ポケポケしかやっていない方はチュートリアルでは解説されない点だと思いますので、こんなクソデッキと対峙した時のために読んでおきましょう。間違ってもこんなクソデッキを使うために仕様把握する人なんていないはず

このデッキを使う上で注意すべきは以下の仕様です。

  • 特殊状態は進化で回復する
  • マヒ/眠り状態では技が使えず、逃げられない
  • 毒はマヒ/眠りと重複する
  • マヒ/眠りは重複せず、最後にかかった方で上書きされる

特に進化で回復できる点は注意です。進化可能なたねポケモンをマヒさせて油断しないようにしましょう。

このデッキに落ち着くまでの道のり

プロトタイプ期

最初はマタドガスパッケージが入っておらず、ニャースでドローしながら準備したり、ガルーラの耐久で時間稼ぎしながら準備する方針でデッキ構築しましたが、全くうまくいきませんでした。

ここで感じた問題点は2つ。

  1. ポイントを相手に取られてから追い抜くのが厳しすぎる
  2. ベンチの空きが無く壁ポケモンが邪魔なので消えてほしい

また、この時点ではベンチ狙撃をするためにシードラが入っています。マヒ眠りハメの弱点は「相手のポケモンを倒したターンはマヒ眠りで妨害できない」点なので、それを「バトル場を眠りにしながらベンチを倒すことでハメを継続する」ことで回避しようとしたためです。

さらに、スリーパーラインが2枚ずつとロマンに寄せた構築になっています。フリーザー+スリーパー2体で68.75%(11/16)で行動不能にできます。

アルファ版

プロトタイプでの欠陥点2つを解消できるポケモンはいないかと考えたところ、マタドガスであれば「相手にポイントを渡すことなく場からいなくなれる」ことに気付き、耐久はマタドガスで行う方針にしました。

これが思いの外うまくいき、ここからフリーザー+スリーパーが現実味のあるデッキになりました。

(そもそもマタドガスパッケージを入れているデッキの多くがそこそこ戦えているので、マタドガスに何を組ませても一定のパワーになるということかも)

また、スリーパーラインが1枚ずつになりました。スリープの逃げエネが2と重く、スリープでスタートした時の足回りの悪さが気になったからです。1枚ずつにすることでスリープでスタートする確率を下げています。また、スリーパーの2体目を立てても、行動不能率は6.25%上がるだけで効果があまり無く、その意味でも2体目はいらないと思いました。

シードラ採用が微妙だと思い始めました。フリーザーの育成が優先される中でシードラにも3エネを付けるにはカスミで上振れないと厳しいです。カスミで上振れるならそもそもシードラ無しでも勝てるので、ここでシードラの採用に疑問を感じるようになります。

ベータ版

シードラのエネが重すぎる問題をカバーするため、闘エネ1個でベンチ狙撃が出来るサワムラーを採用しました。たねポケモンでベンチ狙撃できるようになったため、空いた1枠をマタドガスにしてマタドガスを立てやすくしました。(マタドガスを1枚しか持っていなかったので生成しましたw)

しかしながら、結局のところアルファ版よりも勝率は下がることになります。全て多色エネなせいです。フリーザーは色エネ2個と色拘束がやや厳しく、エネが闘にちょっと偏っただけで殴りだしが遅れます。

最終系

ここでそもそもベンチ狙撃いらなくね?ということに気付きます。マタドガスパッケージを使えばポイントを1点も取られていない状態からフリーザーが殴り始めポイント先行することが十分可能です。ポイント先行していれば相手を倒した返しにこちらが倒されても、こちらは非エクのみのデッキのため追い抜かれることはありません。マヒ眠りハメの弱点を補う必要が無いと気付いたのでベンチ狙撃は抜いて安定のためにニャースが戻ってきました。


以上、ポケポケのクソデッキ紹介でした。