第4回 無尽海路 ボス面攻略情報(2022/06)
5の倍数のボス面が過去最高にイカれた難易度。クリアできるかどうか怪しいですが、可能な限りクリアしやすい方法を紹介します。
なお、15階層のボスよりも絶海凶壁の方が簡単なので、通常モードクリア出来たら絶海凶壁もクリアできると思います。
第5階層:自然を守る者
有利なキャラ:近接高火力、ヒーラー、バフ剥がし、射程4以上、遠距離再移動持ち
有利な小隊スキル:戦法・魔動
ギミック
敵は2種類の範囲攻撃を交互に撃ってきます。1つは3×5のビーム、もう1つは自身から周囲2マス。そして、スキルが1体に当たるたびに、攻撃&知力・防御・魔防・器用のいずれかの能力が+8%されます。これは5ターン継続で、何も対策しなければ毎ターン範囲攻撃を撃ってくるため、全能力+40%された敵ボスを相手する羽目になりかねません。なお、バフは解除可能。
敵ボスのスキルを受けると「バインド」が付与されます。これは、移動しなければ敵ボスの知力の2倍の固定ダメージを受け、1マス移動するたびに倍率が1倍ずつ下がるというものです。ただし、3マス以上移動するとスタンします。そのため、固定ダメージを0にしつつスタンもしない2マス移動がベスト。さらに、隣接1マスに感染するので待機場所は気を付ける必要があります。
また、敵ボスのHPが70%以下、50%以下になったタイミングで雑魚が召喚されます。敵ボスをヒールしてきますが、ヒール量も火力もそうでもない。無視しても良いし、倒しても良いです。
攻略
まず、毎ターン範囲攻撃を撃たれないようにすると格段に楽になります。4人で敵ボスを取り囲み動きを封じましょう。遠距離部隊は近接攻撃になってしまって与ダメが減りますが、構わず囲みましょう。敵の耐久はそこまで高くないため、近接アタッカー1,2人いれば倒せます。後は、残りの一人がビームを食らわない位置にいればビームは撃ってこなくなり、周囲2マスの範囲攻撃だけになります。これで、相手がバフを溜めるスピードが半減。
バインドの対策にヒーラーを使いましょう。取り囲んでいる4人のうち1人はヒーラー(回復スキル多めのキャラ)にすると楽です。そして、バインドを受けても移動せず、受けた固定ダメージはヒーラーで回復しましょう。バインドの固定ダメージは最大でも知力の2倍とそこまで高くない他、4人で囲むことで範囲攻撃を撃つ頻度が半分になっているので、きっちりヒーラーを入れればバインドの固定ダメージを受けても体力維持できます。むしろ、バインドの固定ダメージを減らそうと動き回る方が危険。
殴れる槍兵と戦法・魔動の組み合わせが強力。戦法・魔動の与ダメ+50%はすぐ溜まるので、一人でかなりのダメージを稼げます。さらに敵ボスの通常攻撃を槍兵で受けることでより火力アップ。
基本的に取り囲む4人に選ばなかったキャラはやることないです。もし射程4のキャラや、遠距離再移動持ちがいる場合は、ビームを受けない位置から攻撃or攻撃後ビームを受けない位置に戻ることが可能なので、攻撃に参加できます。
クリア動画
第10階層:聖霊&魔の魂
有利なキャラ:高火力単体アタッカー、遠距離ヒーラー、再移動持ち
有利な小隊スキル:戦法・補給、戦法・魔動、戦法・侵攻
ギミック
毎ターン敵の行動開始時に聖霊と魔の魂が入れ替わりながら攻撃してきます。奇数Tは聖霊に変化、偶数Tは魔の魂に変化。
聖霊のスキルと魔の魂のスキルは似ており、下の通りです。
- [パッシブ]行動終了時ランダムな敵1体に0.1倍ダメージと効果付与(聖霊は「天与」、魔の魂は「血の汚染」)。
- [範囲攻撃]0.3倍範囲ダメージ。3体以上に命中すると再行動。聖霊はバフ3つ解除、魔の魂はデバフ3つ付与。聖霊は自身中心に2マス範囲、魔の魂は3×5のビーム状範囲。
- [単体攻撃]1.5倍ダメージ。条件を満たすと2回攻撃(聖霊は弱化効果が2つ以上、魔の魂は強化効果が3つ以下)。
パッシブで付与される「天与」、「血の汚染」は地形からも受け取ることができます。それぞれ、1T目と2T目に出現し、その後は4Tごとに再出現します。
また、聖霊にしかない特徴として、セイントガードを5つ得るというものがあります。5回ダメージを与えなければ(固定ダメージ含む)まともにダメージを与えられないというものです。なお、セイントガードが残っていても魔の魂には引き継がれません。
パッシブスキル、および地形効果で与えられる効果は、付与してきた敵には不利に働き、付与してこなかった敵に有効に働くようになっています。聖霊が付与する「天与」(与ダメ+500%)を持つ部隊で聖霊を攻撃するととんでもない反射ダメージを受けてしまいますが、魔の魂の体力は一気に減らすことができます。一方、魔の魂が付与する「血の汚染」(戦闘前と後に少量の固定ダメージ)を持つ部隊で魔の魂を攻撃すると、固定ダメージが入るたびに敵のHPが回復してしまいますが、聖霊のセイントガードを効率よく減らすことができます。
攻略
1T目を除き、聖霊を攻撃する必要はありません(1T目も再行動スキルを持ってたり、高機動長射程がいない限り距離が遠くて攻撃できませんが)。
基本的な攻略の流れは以下の通りです。
- 奇数T:「天与」持ち部隊を筆頭に魔の魂を攻撃。聖霊からの範囲攻撃で3体巻き込まれないように配置。
- 偶数T:聖霊を4人で囲む。もう1人は魔の魂のビーム受けない位置で待機。
まず、魔の魂のビームが非常に避けづらいです。移動力4な上に3×5範囲なので思いっきり離れないと3体巻き込まれて再行動されます。ですが、離れすぎると今度は攻撃しづらくなるジレンマ。そのため、囲ってしまうのがオススメです(第5階層でもやったなぁ)。ビームはどの方向にも1人しか巻き込めない場合は上方向に撃つので、上方向にデバフを受けても大丈夫な部隊を置くのが吉。
聖霊のセイントガードはそもそも剥がすのが難しい上に、剥がすことに集中しすぎると配置が悪くなり魔の魂のビームから再行動で崩壊するのが目に見えています。剥がさなくて良いです。魔の魂を「天与」持ち部隊や、持っていなくても高火力部隊で攻撃するだけで制限ターンに間に合います。そのため、聖霊が出ている偶数Tはヒールで立て直しながら聖霊を囲むのが無難。もちろん、固定ダメージが多く入れられる編成になっているなら剥がすの狙って良いです。
魔の魂の単体攻撃スキルの2回攻撃条件「強化効果3つ以下」を回避するのは編成によっては難しいです。が、多少耐久のある部隊だとHP満タンなら2回攻撃も耐えられます。耐久の高い近接部隊を1隊は用意しておいて、その部隊で受けるようにしましょう(範囲攻撃とどちらを使ってくるかはランダム)。近接部隊が1隊しかいない場合はその部隊を狙うので問題ないですが、2隊以上いる場合はより近い距離に配置しましょう。距離が同じなら右にいる部隊優先で狙ってきます。
部隊がそれぞれ離れがちなので、長距離ヒールできるヒーラーやスキルがあると楽。小隊スキルの戦法・補給はとりあえず毎ターン20%回復してくれるので、有ると無いでは難易度にかなり差が出ます。戦法・補給は入れるが吉。
もう一つの小隊スキルは何でも良いですが、強いて言えば戦法・侵攻か魔動がオススメ。再移動があると攻撃しつつ位置調整できて攻撃タイミングが増えるため、侵攻は役に立ちます。魔動は初動が弱いですが、槍兵がすぐ永続与ダメ+50%になるのでボスマップでは強力です。
ちなみに、魔の魂に対してはあまり固定ダメージを入れない方が良いですが、そのために宵の星などの装備を外してしまうと火力が下がって本末転倒なのであまり気にしなくてOKです。
動画
第15階層:ケルベロス
有利なキャラ:高火力単体アタッカー、長射程、再移動持ち、範囲ヒーラー
有利な小隊スキル:戦法・補給、戦法・策略、戦法・神射
ギミック
大きく2つのギミックがあります。元素とソウルストーンです。
元素は奇数Tに召喚されるスライムの死亡時に、スライムの1マス圏内のマスに対して付与されます。そのマスの上に止まった部隊は対応する元素を獲得(2T)。ついている元素の組み合わせによって以下の効果が発揮されます。
元素組み合わせ | 効果 |
---|---|
同じ元素2つ | 与ダメ+100%、被固定ダメ-50% |
火+水 | 与ダメ-50% |
火+雷 | 被物理ダメ+100% |
水+雷 | 被魔法ダメ+100% |
元素は敵にも付与されます。つまり、味方は同じ元素を2つ持つようにしつつ、敵には異なる元素を持たせてデバフを与える、というのがこのステージのテーマ。ちなみに、火・水・雷を同時に付与すると、与ダメ-50%・被物理ダメ+100%・被魔法ダメ+100%が3つ同時に発動します。
もう一つのギミック、ソウルストーンは、ケルベロスの行動後にこちらのランダム3体に付与してきます。ケルベロスのHP70%以下で4体に、HP30%以下で5体に付与してくるように強化されます(実は5体に付与してくれた方がランダム要素減ってやりやすかったりw)。ケルベロスはソウルストーンを持つ部隊を狙って攻撃してくるので、ソウルストーンでケルベロスを誘導して異なる元素をつけてデバフを発動させよう、というのがテーマ。ケルベロスは常時被ダメ-100%なので、こちらが同じ元素2つで与ダメ+100%するか、相手に被ダメ+100%をつけるかしないとまともにダメージが通りません。
また、味方の持つソウルストーン1つにつき、敵の与ダメが+20%されます。よって、ソウルストーンはなるべく誘導役以外は消さなければなりません。ソウルストーンを消すには、ソウルストーン持ちが行動終了時に発動するスキルを使用する必要があります。スキルには2つあり、1つ目の「ソウルストーン安置」はケルベロスにソウルストーンを渡す効果、2つ目の「ソウルストーン嚥下」はソウルストーンを消滅させる代わりに自身の周囲2マスの味方に対して最大HPの40%の固定ダメージ(無効化不可)を与え、さらに被治療効果-60%するというもの。安置の方が安全にソウルストーンを消せそうですが、ケルベロスはソウルストーンを7個持っていると範囲攻撃をしてきます。この範囲攻撃の4回目には与ダメが強化されてしまうので、範囲攻撃は3回までにとどめる必要があり、安置を使い続けるわけにはいきません。いかに嚥下を使った時のデメリットを軽くするかが攻略のカギ。なお、ケルベロスが攻撃してきたときに攻撃を受けた部隊のソウルストーンが奪われるので、安置を使わなくても7Tに1回は範囲攻撃が飛んできます。
このマップの特に気を付けたい注意点が4つあります。
1つ目が、ソウルストーンを持たないタンクでガードしないこと。ケルベロスはソウルストーンを持たない敵との戦闘時に与ダメが上がります。一撃で倒されてしまうので、タンクを使う場合はガード範囲に注意。
2つ目が、ソウルストーンを持つ部隊が複数いる場合は初期配置順で優先度が決まること。ケルベロスとの距離や射程は関係なく、下の画像の初期配置順で攻撃してきます。基本的には与ダメ下げるためにソウルストーン持ちは1体だけにすべきですが、たまに役に立ちます。
3つ目が、スライムの死亡時爆発に巻き込まれた部隊は即座に元素を得ること。特に注意しなければならないのがケルベロスとスライムが近くにいる場合。ケルベロスが既に持っている元素をスライムの爆発でさらに得た場合、それで与ダメ+100%が発動してしまいます。ソウルストーンとの誘導と違って忘れがちなので注意。また、スライム→ケルベロスの順で攻撃するので、スライムから攻撃されたときに反撃で倒して爆発した際にケルベロスを巻き込むということもあるので注意。スライムが場に残っている場合は、近くにヒーラー(低火力部隊)を置いて反撃で倒さないようにすると安心。
4つ目が、嚥下の範囲は戦技「ブラッディプール」で伸びること。持ち込んではいけません。
攻略
ラストジャッジメント有り
ロザリアの覚醒スキル「ラストジャッジメント」を引けたかどうかで難易度が大きく変わります。ケルベロスの射程は1なので、ラストジャッジメントを毎ターン撃てると、ケルベロスの射程を0にし続けられるのでケルベロスから攻撃されることがなくなります。そのため、まずはラストジャッジメントを引けるまでリセマラし続けると良いです。
ラストジャッジメントを撃ち続けるために必要な要素は例えば以下のものがあります。
- 戦技「時計」Lv4:70%でCD-5
- 2つ目のラストジャッジメント
- スキル「クイックリロード」:自身の全スキルCD-4
- スキル「バックトラッキング」:対象の全スキルCD-3
- 光の巫女の覚醒スキル「聖光の抱擁」:支援スキル使用で再行動
- 各種再行動スキル
時計Lv4だけでは安定しません。ラストジャッジメントと時計Lv4を引くのが出発点で、そこからどれだけ安定のための要素を揃えられるかが勝負。なのですが、そもそもラストジャッジメントを引ける確率はそんなに高くありません。筆者は初回ラストジャッジメント無しで攻略した後にラストジャッジメント使うと楽だと知りリセマラしていましたが、11階層からのリセットを5回程度、15階のみのリセットも10回近くしてようやくラストジャッジメントを引けました(絶海凶壁をクリアした後?ならリセット無限にできます)。
ラストジャッジメントで毎ターン射程0にするのが安定するなら、後は味方に同元素つけて与ダメ+100%して殴り続けるだけです。そのため、以降はリセマラ失敗した場合のラストジャッジメントを使わない攻略を紹介します。
リセマラ失敗パターン
小隊スキルは戦法・策略、戦法・補給、戦法・神射にすべきです。それ以外はあまり考えられません。策略は支援スキルを5回使うと全能力+20%で被治療効果+30%です。ステージ開始してから条件を満たす必要がある代わりに策略は能力上昇値が他のスキルより高く、嚥下のデメリットの被治療効果-60%を半分打ち消せます。さらに、戦法・補給で行動終了時にHP回復するようにすれば、嚥下の固定ダメージもあまり気にならなくなります。また、元素マスから攻撃して元素を維持しつつダメージを与えるのが強いため、射程は長いほど良いです。そのため神射はかなり相性が良いスキルです。神射で近接部隊の通常攻撃も伸びて射程1のケルベロスの反撃を気にせず攻撃できるのもグッド。ちなみに、近接与ダメ減を受けないスキルの射程は伸びません。
スキル構成は再行動スキルの重要度が高いです。所持している再行動スキルはなるべく全部持ち込みましょう。元素のストックしなおしに便利なほか、再行動スキルは大体支援スキルなので、戦法・策略の発動にも貢献します。ラストジャッジメントのリセマラ回数が尽きたときに再行動スキルもあまり取れていないとなると難易度がかなり高くなってしまうので、リセマラ回数は保険で何回か残していい感じに再行動スキル取れたらケルベロスに挑んだ方が良さそうです。支援スキルではないですが、スキル「血の狂乱」は割と出やすい上に2Tに1回再行動できる強力なスキルです。同時に出たスキル次第ですが、取ると攻略に大きく貢献します。また、ヴェダムの覚醒スキル「アルハザードの影」は再行動しつつ召喚ができ、召喚部隊でケルベロスの攻撃を受けられるためこちらも特別有用なスキルです。
長射程が多いほど動かしやすいので、逸材の象徴が引けたら持たせたいのと、射程3かつ兵士も同時に攻撃できるスキルは出たら持っておくと便利。
ちなみに、部隊射程を+3すると、嚥下を自身を巻き込まずに発動させ、何のデメリットも無しにソウルストーンを消滅させることが可能です。出来ることはあまりないと思いますが、もし出来たらかなり楽になります。
各ターンの動きは以下のイメージです。
- まずはケルベロスについている残り2Tの元素を確認
- ↑とは別の元素に誘導できるようにソウルストーン持ち部隊を配置(配置順は適宜調整)
- 誘導係以外はすでに持っている元素と同じ元素マスからケルベロスを攻撃
- 誘導係以外のソウルストーンは嚥下で消す
敵が範囲攻撃を撃つターンは全員のソウルストーンを消しても良いですが、ソウルストーン持ちがいればその部隊に隣接するように移動してくれるので、範囲攻撃のターンも誘導はできます。
考えることが多く事故が多発するマップですが、ここを攻略できれば絶海凶壁の報酬をもらったも同然なので頑張りましょう!
動画
ラストジャッジメント有り
ラストジャッジメント無し